#シャコバサボテンの育て方
1.原産地はブラジルでヨーロッパにて園芸品種化される
原産地がブラジルで、岩場やコケむした樹上に育つ着生植物です。19世紀初めヨーロッパで園芸品種が開発されたことから、日本ではデンマークカクタスとも呼ばれています。
秋の終わり頃から冬かけて、葉の先にピンクや赤の花を咲かせます。
2.育て方のポイント
(1)鉢植えで育てるのが基本
鉢植えで育てるのが好ましく、冬は室内、夏は屋外に置くようにします。
春や秋には屋外で日に当てるようにしますが、暑い夏の間は直射日光が当たらない半日陰に置くようにします。短日植物なので、花芽をつける秋以降は、夜間、照明のある場所には置かないようにしてください。
寒くなりはじめる秋の終わり頃には室内で育てるようにし、日当たりのよい窓際の場所に置くようにします。
冬場は5℃以上に保つようにしますが、暖房であまり暖かくしすぎないようにしましょう。
(2)季節によって水やりの方法は変える
春から秋にかけては、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えるようにします。つぼみが膨らむ10月から11月まで時期は、土の表面が乾いてからさらに1、2日おいて水をたっぷり与えます。
冬の間は水をあまり与えず乾かし気味にします。
(3)肥料は春に与える
まず、成長が始まる4月に緩効性の化成肥料を適量与え、4月下旬から梅雨入り前は、液肥を10日に1回位のペースで与えるようにします。梅雨明け以降は肥料はやらないようにしてください。
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